自転車とプログラミング

自転車メーカーに勤める会社員がプログラミングを学ぶ中で感じたことを書きます。最近サービス作りました。

ブラウザで開ける開発環境「GitHub codespaces」でどこでも開発にチャレンジ

こんにちは、Watanabeです。

自作サービスを開発していたころに「移動時間もコーディングできたら時間を有効活用できるな」と常々思っていました。

PCだと腰を据えるような環境じゃないとなかなか開けなくて作業ができず、コーディングをしたいのに読書などに移動時間を充てていました。

読書はそれはそれでいいんですが、腰を据える時間だけが取れないこともあるので移動時間の有効活用というのは永遠のテーマです。

そこで、スマホタブレットで開発環境を立ち上げられないかなーと探したところ行き着いたのが「GitHub codespaces」です。

GitHub codespacesとは

クラウドでホストされた開発環境です。WEBブラウザなどで動作します。

Chromeで開いたGitHub codespaces

仮想マシン上で実行されている Docker コンテナー内の GitHub によってホストされます。 仮想マシンの種類は、2 コア、8 GB RAM、32 GB ストレージから、最大 32 コア、64 GB RAM、128 GB ストレージまでの範囲から選択できます。OSはLinuxが使用されます。

任意のブランチからcodespacesを起動することができ、リポジトリを開いた状態のVSCodeが起動します。 設定はカスタムすることが可能です。私はそこまで触りませんでしたが…。

個人ユーザーであれば基本的に無料で使用できます。ストレージを15GB/月を超過するか、利用時間とVMのコア数の乗数が既定値を超えると請求がかかります。

詳細はDocsを御覧ください。

docs.github.com

実際に使ってみた感想

iPadで開いた様子

移動中でもちゃんとVSCodeライクな開発画面がでてきます。 15〜30秒で起動するので移動中ということを差し引いて特に不都合はないかなというところ。

ただし、「移動中にコーディングをしたい」に関しては、そもそもiPadiPhoneの入力形式がコーディングに向いておらず非常に時間がかかるため、本来の目的は果たせませんでした。

どちらかというとGitHub codespacesの目的は「複数端末、複数人で手軽に同一環境を構築すること」にあるんじゃないかと思います。 そういう視点から見るとボタン一つで開発環境が立ち上がるのは非常にラクでいいですね。

結論

GitHub codespacesは結局使ってないです。

移動はインプットに使うのが良さそうです。コーディングであれば「どう構築していくか」を計画するのが移動中には適しているんじゃないでしょうか。

参考